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アイスの日

5月9日はアイスクリームの日です。

これは明治2年(1869)の5月9日に日本で初めてアイスクリームが製造販売されたことを記念するものです。

発売したのは横浜の町田房蔵。
町田はアメリカで酪農技術を学んで明治元年に帰国した出島松蔵にこのアイスクリームの製造方法を学びました。

資生堂や風月堂などがアイスクリームを作り始めたのは明治10年前後のこと。

町に「あいすくりん」売りが出現するのはそれよりもっと後です。

最初に町田が販売したアイスクリームはかなり高価なものだったようで、メリケン渡来の
超高級菓子ということだったのではないかと思います。

アイスクリームが食べられ始めたのはかなり古い時代のことです。

紀元前後のローマの文書にもアイスクリームのレシピが残っています。

初期の頃のものは雪や氷を砕いたものに乳や蜜を掛けた、今で言えば氷菓やかき氷のよう
なもので、この手のものは日本の平安時代の『枕草子』にも登場します。

その後アイスクリームは中世のイタリアや後にはフランスで発達。

主として上流階級に愛されました。
これがその後イギリスを経てアメリカに渡り、ここで手回し式のフリーザーが発明されて庶民にも普及することになります。

出島が学んだものはこの系統に属するものです。

「アイスクリーム」という言葉もアメリカで生まれました。

元のイタリアのものは「ジェラート」です。

現在日本の規準ではアイスクリームは4ランクに分けられています。

  アイスクリーム 乳固形分15%以上・うち乳脂肪分8%以上
  アイスミルク  乳固形分10%以上・うち乳脂肪分3%以上
  ラクトアイス  乳固形分3%以上
  氷菓      それ以下

一見、アイスクリームに分類される乳脂肪分の高いものが良さそうですが、実際は現在の健康ブームの中においては、必ずしもそうではなく、ダイエットによいとして、ラクトアイスの方が人気を呼び、主力商品になっています。

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